私は大学では特にサークルなどの学生団体には入っておらず、家庭教師のセンターに所属している。以前まで担当していた家庭の事情で指導を終了することになり今は放課後はYouTubeなどの動画サイトで動画を見ている。そう聞くと怠惰なように思う人もいるだろうが、実際はそうではなく心理学やマインドなどの心を学んでいる。何故なら、心について学ぶことは自分を見つめ、これからどう生きるかということを学ぶことでもあるからだ。私たちは感情を心で感じ、それを大なり小なり表現している。人とのコミュニケーションをとる上で感情を表現することはとても大切なことであるが、一番大切なことは
「相手を傷つけずに自分の意見を適切に伝えること」である。これはアサーションといったテクニックである。私はコミュニケーションをとる中で相手の感情を先読みしすぎて自分の伝えたいことを抑えてしまい相手に合わせることが多く、自分の気持ちを置いてけぼりにすることが多く、後から言いたいことが浮かび後悔することが多かった。しかし、アサーションを学んでからは多少後悔が減り、周囲との関係をより良くすることが出来た。アサーションは自分を主語にして相手に伝えるやり方である。「私はこうしたい」「私はこれを大切にしている」などIメッセージである。しかし1番大切なことは、「私はこうしたいけど、あなたはどう？」など相手を気遣う一言を添えることだ。これがあるかないかで相手との関係は大きく変わる。コミュニケーションが苦手な人は自己主張と我儘の違いが分からず、主張全てを我儘だと思っている人が多いのだと思う。